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    <title>水虫のすべて　原因と症状　治療と対策</title>
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    <updated>2007-11-08T06:03:05Z</updated>
    
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    <title>運営者情報</title>
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    <published>2007-11-08T06:02:16Z</published>
    <updated>2007-11-08T06:03:05Z</updated>
    
    <summary>       運営会社情報                                     組織名               アカデミアジャパン株式会...</summary>
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        <![CDATA[<div id="e_body">
      <h3>運営会社情報</h3>
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            <tr>
              <th>組織名</th>
              <td><a href="http://www.academiajapan.com/" target="_blank">アカデミアジャパン株式会社</a></td>
            </tr>
            <tr>
              <th>住所</th>
              <td>東京都港区赤坂1-11-36 レジデンスバイカウンテス110</td>
            </tr>
            <tr>
              <th>TEL</th>
              <td>03-5575-3094</td>
            </tr>
            <tr>
              <th>FAX</th>
              <td>03-5575-3093</td>
            </tr>
        </table>
        <p>お問い合わせは以下のURLよりお願い致します。<br />
        <a href="http://www.maelin.net/mail-form/admin.cgi" target="_blank">http://www.maelin.net/mail-form/admin.cgi </a></p>
</div>]]>
        
    </content>
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    <title>お問い合わせ</title>
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    <published>2006-04-14T01:31:54Z</published>
    <updated>2006-11-01T07:42:49Z</updated>
    
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        <![CDATA[<div id="e_body">
<h3>ご意見・ご感想</h3>
<p>当サイトへのご意見・ご感想は下記リンクよりお願い致します。<br />
当サイトへのリンクは基本的にフリーですが、相互リンクに関しては現在受け付けておりませんのでご了承ください。</p>
<p><a href="http://www.maelin.net/mail-form/admin.cgi" target="_blank">お問い合わせフォーム</a></p>
</div>]]>
        
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    <title>水虫について</title>
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    <published>2006-04-12T04:44:28Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:39:39Z</updated>
    
    <summary> 目次 水虫とは 水虫の歴史 軽視されがちな水虫 あなどれない、水虫あるいは白癬 水虫とは 水虫とは一般的に「足にできて、皮膚がはがれる」皮膚病の総称です。この...</summary>
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            <category term="010注目の記事" />
    
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        <![CDATA[<div id="e_body">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#mizumushi01">水虫とは</a>
<li><a href="#mizumushi02">水虫の歴史</a>
<li><a href="#mizumushi04">軽視されがちな水虫</a>
<li><a href="#mizumushi06">あなどれない、水虫あるいは白癬</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/mizu0.jpg" alt="水虫とは" width="520" height="210" /></center>

<h3><a name="mizumushi01">水虫とは</a></h3>
<p>
水虫とは一般的に「足にできて、皮膚がはがれる」皮膚病の総称です。このような症状は足白癬によるものが最も多いため、「水虫＝足白癬」と考えられることもあります。足白癬とは皮膚糸状菌というカビ（白癬菌）が皮膚の角層に入りこんで、繁殖していることをいい、足以外にも感染することがあります。
カビは高温多湿の環境で活発に繁殖しますので、水虫は夏になると症状が悪化することを繰り返します。
</p>
<p>
水虫の原因が白癬菌によるものかどうかは、白癬菌が患部にいるかどうか検査をして初めて決まります。検査では普通はカセイカリ鏡検法が用いられます。検査材料を取るときの痛みもなく、検査結果も１０分ほどでわかります。
</p>
<p>
また、「水虫＝足白癬」と考えている皮膚科医もいるため、水虫の治療に皮膚科を受診したら、本当は足白癬によるものではなかったにもかかわらず「足白癬」の治療をされたために治らない、といったような食い違いが起こるケースもあります。
</p>
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<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>水虫の歴史</h3>
<p>
水虫は、「足白癬」という医学用語が使われる前から、一般に知られていました。昭和初期に発行されたある百科事典にも、水虫についての記載があります。医学的に水虫が確認されたのは、欧米では１９世紀の終わりごろとされており、１８９０年代になって初めて水虫の研究がスタートしました。
</p>
<p>
「カビ」によって起こる病気であることがわかったのは、１９１０年のことです。日本では大正７年(１９１８年）に東京大学皮膚科教授の太田正雄博士が、水虫の原因菌である「白癬菌：ハクセン菌」と呼ばれる「カビ」を分離培養したのが始まりです。
</p>
<center><img src="illust/mizu2.jpg" alt="白癬菌" width="540" height="120" /></center>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>軽視されがちな水虫</h3>
<p>
水虫の患者は、皮膚科の外来患者の10％以上を占めていて、治療に根気がいるうえ治りにくいため、この治りにくさがかえって皮膚科医の治療に対するモチベーションを低下させているのではないかと思われます。
</p>
<p>
また、水虫は命にかかわる病気ではありません。水虫になって長く経つと、かゆみなどの症状が少なくなることもあって、皮膚科医にとっても診断を下したら薬を処方して終了、ということになりがちです。作用機序や形の似た薬が多く治療法が画一的に近いということも、この状況に拍車をかけているようです。
</p>

<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="mizumushi06">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>あなどれない、水虫あるいは白癬</h3>
<p>
水虫は軽視されがちですが、皮膚科医がより注意して扱うべき病気です。白癬という病気は、白癬菌とヒトという全く違うかけ離れた生物が、知らず知らずのうちに互いの生活面で干渉しあいながら、共存関係を保っている状態を言っているともいえます。それはある意味、生物学的にも非常に興味深いと言えるかも知れません。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#">ページのトップへ ▲</a>
</p>

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</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>白癬菌と皮膚の仕組み</title>
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    <published>2006-04-12T03:49:00Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:41:34Z</updated>
    
    <summary> 目次 白癬菌が繁殖する部分 表皮について 角層について メラノサイトとメラニン 皮膚の免疫学的反応 アレルギー性の反応 皮膚の役割−皮下脂肪 真皮について 爪...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="001水虫の基礎知識" />
    
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#hifu01">白癬菌が繁殖する部分</a>
<li><a href="#hifu02">表皮について</a>
<li><a href="#hifu03">角層について</a>
<li><a href="#hifu04">メラノサイトとメラニン</a>
<li><a href="#hifu05">皮膚の免疫学的反応</a>
<li><a href="#hifu06">アレルギー性の反応</a>
<li><a href="#hifu07">皮膚の役割−皮下脂肪</a>
<li><a href="#hifu08">真皮について</a>
<li><a href="#hifu09">爪・毛について</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/hihu.jpg" alt="白癬菌と皮膚の仕組み" width="540" height="250" /></center>
<h3><a name="hifu01">白癬菌が繁殖する部分</a></h3>
<p>
皮膚は、人間の体の表面をおおう一枚の膜ですが、複雑な構造とはたらきを持つ、体の中で最大の器官です。白癬菌がついて増えるのは、皮膚の最外層のほんの一部分の、ごくうすい層なのです。
</p>
<p>
表皮の一番外側を覆っている角層の主成分は、ケラチンです。白癬菌は、そのケラチンを自分の栄養とするために、ケラチンを溶かす酵素、ケラチナーゼを持っています。それゆえ、白癬菌は角層に住み着くことができるのです。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu02">ページのトップへ ▲</a>
</p>
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<h3>表皮について</h3>
<p>
表皮は、体の最外層にあって血管を含みませんが、さらにいくつかの層にわかれています。表皮の基礎になるのが「基底層」で、
基底細胞とよばれる一層の細胞で構成されています。表皮のもっとも基礎となるのが基底層で、これは基底細胞と呼ばれる一層の細胞からなります。
</p>
<p>
基底層にある基底細胞は、さかんに分裂してそのまま基底層に残るものと、基底層よりも上方に位置するようになるものとがあります。基底細胞は、分裂を繰り返すごとに上層にどんどん細胞の層をつくっていきます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu03">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>角層について</h3>
<p>
上方にできていく細胞の層は、その中でケラチンという硬いたんぱく質をつくり、ついには最上層でうすいケラチンを主とする小片で構成される「角層」となります。角層は、下から新しい細胞が出来ていくたびに上のほうが剥げ落ちることで、一定の厚みが保たれています。
</p>
<p>
角層の厚さは、体の部位によって異なります。たとえば、足の裏の角層は最も厚くなっています。爪や毛は、角層が特殊な目的に合うように分化したものです。やはり角層と同じく、ケラチンが主成分です。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu04">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>メラノサイトとメラニン</h3>
<p>
表皮には、他の種類の細胞も混じっています。代表的なものを２つ挙げます。メラノサイトは、メラニンという色素を作る細胞です。メラニンは、紫外線を吸収することで核の中の遺伝子を守る働きがあります。皮膚の色の濃淡は、メラニンの量に大きく影響されます。
</p>
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<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu05">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>皮膚の免疫学的反応</h3>
<p>
皮膚の免疫学的な反応の種類は以下の通りになります。
</p>
<dl>
<dt>即時型反応</dt>
<dd>
じんましんのように、異物に接触するとすぐにはたらく
</dd>
<dt>かぶれ型反応</dt>
<dd>
やや遅く反応があらわれて、２〜３日後がピーク
</dd>
<dd>
強い酸や腐食性物質によるもの、誰でも必ず起こる
</dd>
<dd>
うるしや化粧品によるかぶれ・果実による皮膚炎、一部の敏感な人に見られる
</dd>
</dl>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu06">ページのトップへ ▲</a>
</p>
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<h3>アレルギー性の反応</h3>
<p>
特定の人にゆっくり起こるかぶれ反応は、特定の物質に最初に触れたあとに、身体がそれを「有害なもの」として認識すると起きます。それ以降にまた同じ物質に触れると、ある種の記憶によって強い排除の反応を起こすことがあります。このような反応を、アレルギー性の反応といいます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu07">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>皮膚の役割−皮下脂肪</h3>
<p>
皮膚の下にある厚い脂肪の層を、皮下脂肪といいます。皮下脂肪は、保温や外力に対するクッションの働きをするほか、脂肪を燃やすことでエネルギー源となります。皮下の脂肪まで含めて、皮膚は体を守るのにうまく適応するように発達してきています。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu08">ページのトップへ ▲</a>
</p>
 
<h3>真皮について</h3>
<p>
真皮は、表皮の下にあります。真皮の中を走る神経は、末端部分でさまざまに分化して、温度や圧力、痛み、かゆみ等を感じるようになっています。皮膚は弾力性を持ち、引っ張りの力に強く避けにくい構造を持っていて、内臓を守っています。
</p>
<p>
表皮につながる管の末端には、汗をつくる汗腺が真皮の中にのびています。また、毛をつくる毛根部がやはり真皮のほうに延び、
その一部に脂肪を出す腺がついています。汗や脂肪、また体内の一部の物質も、この管から排出されます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifu09">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>爪・毛について</h3>
<img src="illust/photo3.jpg" alt="爪・毛について" width="130 height="130" align="right" />
<p>
爪は、指先の角層が変形したものです。白癬菌は、角層に住み着くことができるので、やはり爪も白癬菌の攻撃対象になり得ます。
</p>
<p>
また、毛は表皮の中にななめに刺さったようなかたちで生えています。その根元を、表皮細胞に包まれています。全体として、ケラチンのかたまりであると言ってよく、そうなると白癬菌の攻撃目標となり得ます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#">ページのトップへ ▲</a>
</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>白癬と白癬菌</title>
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    <published>2006-04-12T02:22:26Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:42:54Z</updated>
    
    <summary> 目次 白癬はカビの一種 白癬および白癬菌の定義 白癬のいろいろな病型 日本でみられる白癬菌の種類 その他の白癬菌 白癬はカビの一種 白癬は、体の細胞の構造や機...</summary>
    <author>
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            <category term="010注目の記事" />
    
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        <![CDATA[<div id="e_body">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#kabi01">白癬はカビの一種</a>
<li><a href="#kabi02">白癬および白癬菌の定義</a>
<li><a href="#kabi03">白癬のいろいろな病型</a>
<li><a href="#kabi04">日本でみられる白癬菌の種類</a>
<li><a href="#kabi05">その他の白癬菌</a>
</ul>
</div>

<h3><a name="kabi01">白癬はカビの一種</a></h3>
<img src="illust/hakusen2.jpg" alt="白癬はカビの一種" width="140" height="140" align="right" />
<p>
白癬は、体の細胞の構造や機能が、高等な動物や植物に匹敵するほどの分化をした、カビの仲間です。
</p>
<p>
現在では生物界を「動物界」「植物界」に二分するのではなく、最も発達した核をもつ真核生物とよばれる生物群を「動物界」「植物界」「菌界」の３つに分類しする見解が一般的になってきています。「菌界」は、カビを含んでいます。より原始的な核をもつ原核生物とよばれる生物群には、多くの病気の原因にもなる細菌類が入っています。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kabi02">ページのトップへ ▲</a>
</p>
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<h3>白癬および白癬菌の定義</h3>
<p>
白癬は、皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)と呼ばれることがあります。白癬のほかに熱帯地方に見られる渦状癬(かじょうせん)や、黄癬(おうせん、主として小児の頭部に現れる、日本には見られない)といった、白癬に近縁の菌によって起こる病気を含めて一括したものを指す言葉です。
</p>
<p>
このように、ケラチンを分解・利用する能力を持ち、ヒトや動物の角層(皮膚の最外層)に寄生しているカビをまとめて皮膚糸状菌と呼び、この種のカビによる病気を皮膚糸状菌症と呼びます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kabi03">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>白癬のいろいろな病型</h3>
<p>
白癬には、他にもいろいろな病型があります。発症する場所によって、以下の病型があります。
</p>
<ul>
<li>足白癬(いわゆる、水虫)</li>
<li>陰股部白癬(いんきんたむし)</li>
<li>体部白癬(たむし)</li>
<li>頭部白癬(しらくも)</li>
<li>爪白癬</li>
</ul>
<p>
これらの病気を起こすカビが、白癬菌です。白癬菌は数十種の互いに良く似た菌を含んだグループであり、正しくは白癬菌群というものです。
</p>
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<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kabi04">ページのトップへ ▲</a>
</p>
<center><img src="illust/hakusen.jpg" alt="白癬" width="540" height="260" /></center>
<h3>日本でみられる白癬菌の種類</h3>
<p>
現在、白癬の原因になる菌は１０数種類が知られています。それらは、場所や時代によって変化が見られます。日本では、ほとんどが「紅色菌」あるいは「趾間菌」と呼ばれるもので、この２種でおよそ９０％を占めています。他にいくつか見つかることがありますが、かなりまれです。(菫色菌、鼠径表皮菌等)
</p>
<p>
このように、人に特異的につく菌を「好人性菌」と呼びます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kabi05">ページのトップへ ▲</a>
</p>

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<h3>その他の白癬菌</h3>
<img src="illust/photo29.jpg" alt="イヌやネコにつく白癬菌" width="130 height="130" align="left" />
<p>
犬小胞子菌は、イヌやネコにつく白癬菌です。この２０年の間に、ペットでの流行の後に人の身体の白癬からも多く進化したことでも知られています。
</p>
<p>
疣状菌(ゆうじょうきん)は、ウシのたむしの原因菌ですが、たまに酪農家のたむしの原因にもなります。動物を本来の宿主とする菌を「好獣性菌」といいます。
</p>
<p>
このように、白癬菌群という大きな菌の仲間は、特定の宿主に寄生する方向に進化をしつつ、他の種の動物にも感染する能力を持ちうるのです。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#">ページのトップへ ▲</a>
</p>
</div>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>白癬菌の感染源</title>
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    <published>2006-04-12T01:52:59Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:49:12Z</updated>
    
    <summary> 目次 どのようにして足白癬になるか 身のまわりの白癬菌 ペットと白癬菌 白癬菌、ネコの場合 ネコから受け取る白癬菌 白癬菌、ネコからヒトへ ネコから白癬をもら...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="002白癬菌の感染の仕組み" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mizu.picorin.net/">
        <![CDATA[<div id="e_body">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#ashihakusen01">どのようにして足白癬になるか</a>
<li><a href="#ashihakusen02">身のまわりの白癬菌</a>
<li><a href="#ashihakusen03">ペットと白癬菌</a>
<li><a href="#ashihakusen04">白癬菌、ネコの場合</a>
<li><a href="#ashihakusen05">ネコから受け取る白癬菌</a>
<li><a href="#ashihakusen06">白癬菌、ネコからヒトへ</a>
<li><a href="#ashihakusen07">ネコから白癬をもらいやすい人</a>
<li><a href="#ashihakusen08">犬小胞子菌による、たむしの症状</a>
<li><a href="#ashihakusen09">白癬菌のなれ合い具合</a>
<li><a href="#ashihakusen10">人の白癬菌感染ルート</a>
<li><a href="#ashihakusen11">足白癬の居住環境の中の感染源</a>
<li><a href="#ashihakusen12">白癬菌を、受け取りやすい場所</a>
<li><a href="#ashihakusen13">白癬菌の寿命</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/kansen1.jpg" alt="感染" width="540" height="460" /></center>
<h3><a name="ashihakusen01">どのようにして足白癬になるか</a></h3>
<p>
足白癬とは、ヒトの皮膚に白癬菌がつき、それが増殖することによって起こる皮膚の病気です。どのようにして足白癬になるか、ということは、どのようなところに白癬菌がいて、どのようにしてヒトの皮膚について、どのような条件で白癬菌は皮膚上で増殖するかを明確にする、ということになります。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>身のまわりの白癬菌</h3>
<p>
生まれたての赤ん坊には、当然足白癬はないのですが、成長の過程でなんらかの機会に白癬菌に取り付かれることがあるわけです。
ヒトの白癬の原因菌のカビは、好土性、好獣性、好人性に分けられます。カビの本来の宿主(寄生元)や生息場所によって分類されています。
</p>
<p>
実際の患者について、たとえば好土性のカビである石膏様小胞子菌による「たむし」は、土の上で遊んだ後や土がついた動物を触ったあとに発病することが知られています。これに対して、足白癬の原因になるカビは、ほとんどが好人性と分類されています。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>ペットと白癬菌</h3>
<p>
ヒト以外の動物を本来の宿主とする白癬菌を、好獣性(白癬)菌といいます。その一種について、最近とても興味深い現象が見られました。犬小胞子菌は、もともとイヌのたむしの原因菌です。同じように、猫小胞子菌も存在し、ネコのたむしの原因菌になっています。
</p>
<p>
これらの菌は70年代あたりから、輸入ぺットについて日本に持ち込まれて広がり、ヒトにも多数のたむし患者を増やす要因になりました。
</p>
<center><img src="illust/kansen2.jpg" alt="ペット感染" width="540" height="310" /></center>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>白癬菌、ネコの場合</h3>

<p>
まず、ネコ同士の感染は、ペットショップであったり、家庭やその近くでのお互いの接触によって起こると考えられます。
ネコの場合の皮膚病は、たむし、つまりはネコの顔やカラダの斑点や脱毛という症状があります。子猫の場合は、症状が顕著に現れます。
</p>
<p>
このような病変部から皮膚や毛を採取して検査すると、多数の白癬菌が寄生していることがわかります。特に治療をしなくても、成長とともに症状は軽くなり、収まったかのように見えますが、治癒したわけではなく「健康な保菌獣」になっただけで、調べると白癬の原因菌であるカビが検出されます。ネコが治療を受けない限り、この状況は一生続くのです。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>ネコから受け取る白癬菌</h3>
<img src="illust/photo5.jpg" alt="猫" width="130 height="130" align="right" />
<p>
白癬の原因菌を保有したまま成長し「健康な保菌獣」となったネコは、病気ではないが病原菌は持っているということで、まわりに菌をばら撒き続けます。保菌しているネコをさわったネコはもちろん、ばら撒かれた菌に触れたネコにも感染していきます。
</p>
<p>
こうしてこの菌は、ネコの間で保たれているのです。むろん、ネコだけではなくその飼い主も同じ経路で感染し、目に見える「たむし」になる可能性があります。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="ashihakusen06">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>白癬菌、ネコからヒトへ</h3>
<p>
以下の条件が積み重ねられると、たむしになる可能性があります。従ってネコから白癬菌を受け取ったからといって、すぐにたむしになるわけではありません。
</p>
<ul>
<li>病気を起こすのに十分な菌が皮膚につく機会がある</li>
<li>菌が洗い落とされたりせず、しばらく皮膚の表面にとどまる</li>
<li>適当な温度と湿度</li>
<li>皮膚のある程度の深さに侵入するまで放置される</li>
</ul>
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</p>

<h3>ネコから白癬をもらいやすい人</h3>
<p>
ネコに触る機会が多いほどネコから白癬菌を受け取る機会が増えるため、たむしになりやすいといえます。子猫を抱く機会の多い子供や女性は「たむし」になりやすく、しかもネコを抱き上げたときに触れやすいあごや首、腕などに発症しやすいのです。皮膚科医は、たむしの発症場所や状況から、犬小胞子菌による感染症と推測できます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>犬小胞子菌による、たむしの症状</h3>
<img src="illust/photo1.jpg" alt="犬小胞子菌による、たむしの症状" width="130 height="130" align="left" />
<p>
犬小胞子菌によるたむしには、独特の症状があります。ヒトに寄生する紅色菌によるたむしは、わりあいと穏やかな症状がでます。
炎症が少なく、一つ一つの病変の中央部に軽い湿疹のような変化や色素沈着が残ります。
</p>
<p>
これに対して、犬小胞子菌によるヒトのたむしの場合は、強い炎症が出ます。皮膚の赤みが強く、小水疱をつくるのですが、炎症が強いために早い時期に発見することが多いためか、一つ一つの病変が小さく、いくつかちらばってできるのが特徴です。
</p>
<p>
人に寄生する菌は馴れ合っているため反応が穏やかですが、犬小胞子菌の場合、元々はヒトに寄生する菌ではないため、反応が顕著に出るのです。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="ashihakusen09">ページのトップへ ▲</a>
</p>


<h3>白癬菌のなれ合い具合</h3>
<p>
人に寄生する菌は馴れ合っているため反応が穏やかですが、犬小胞子菌の場合、元々は人に寄生する菌ではないため、反応が顕著に出るのです。
</p>
<p>
元々イヌやネコを主な宿主とする犬小胞子菌が偶然ヒトの皮膚についたとしても、ついた人の皮膚に強い免疫学的な排除機構(拒否反応)を多分に刺激し、排除されます。
</p>
<p>
それに対して、普段人を宿主としていてそのための進化を遂げた紅色菌は、人についても強い拒否反応を引き起こさないため、そこで増殖します。増殖した菌は、さらに新しい宿主へ直接うつる機会も出てきます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>人の白癬菌感染ルート</h3>
<p>
土の中や、動物の皮膚の病変から直接ヒトの皮膚についた白癬菌がそこで増殖して病巣をつくるのと同じように、人の皮膚にいる菌が直接他の人の皮膚につき、新しい病巣をつくることもあります。人の足白癬は、足の患部が直接ほかの人の皮膚に触れる機会はあまりないと思われます。
</p>
<p>
一度からだの別の部分に白癬(たむし等)ができてそれが足に飛び火することも考えられますが、ほとんどの患者が足白癬から症状が始まっているため、あまり考えにくいです。人のまわりに菌がいて、それが足につき増殖して足白癬を作るのだと考えるのが妥当だと思われます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>足白癬の居住環境の中の感染源</h3>
<p>
居住環境の中の感染源の、主な例
</p>
<ul>
<li>プールや浴室、脱衣所</li>
<li>靴下</li>
<li>靴</li>
<li>サンダル</li>
</ul>
<center><img src="illust/kansen5.jpg" alt="足白癬の居住環境の中の感染源" width="540" height="130" /></center>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>白癬菌を、受け取りやすい場所</h3>
<p>
白癬菌患者の患部の皮膚を擦り取って培養基で培養すると、菌の生育が見られます。足白癬の患者から、生活環境中に菌がばらまかれていると考えられます。白癬菌を受け取る可能性が高そうなのは、足白癬患者が触れていると思われる部分に触れる機会だ思われます。
</p>
<p>
例えば、裸足で多くの人が歩き回るプールや浴室およびその周辺等。実際に、このような場所で床のゴミを集めて分析した結果、白癬菌を見つけたレポートもあります。また、靴下や靴、サンダルなど、はきものを共有することも感染の機会を増やすきっかけになりえます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>白癬菌の寿命</h3>
<p>
足白癬の患者からばらまかれた白癬菌が、どれくらい生きていられるのでしょうか。実際の実験で、足白癬の病変部の表面の皮膚をガラス瓶に入れておくと、皮膚の中の菌は１〜２ヶ月で死滅したといわれています。
</p>
<p>
白癬菌患者の家庭のゴミからも、そう多くは白癬菌自体は見つからないですし、よほど白癬菌にとっていい条件の場所でなければ、数週間ほどしか生きられないと考えられます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#">ページのトップへ ▲</a>
</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>感染の特徴</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://mizu.picorin.net/kansen.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.picorin.net/mt4/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=5" title="感染の特徴" />
    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.5</id>
    
    <published>2006-04-12T00:54:15Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:50:18Z</updated>
    
    <summary> 目次 足白癬発症には、環境と時間も必要 白癬菌の潜伏期間 足白癬に対する反応は、さまざま 白癬が発病に至るまでの条件 きっかけは靴生活 抗生物質を出す、人の常...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="002白癬菌の感染の仕組み" />
    
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#kansen01">足白癬発症には、環境と時間も必要</a>
<li><a href="#kansen02">白癬菌の潜伏期間</a>
<li><a href="#kansen03">足白癬に対する反応は、さまざま</a>
<li><a href="#kansen04">白癬が発病に至るまでの条件</a>
<li><a href="#kansen05">きっかけは靴生活</a>
<li><a href="#kansen06">抗生物質を出す、人の常在菌としての白癬菌</a>
<li><a href="#kansen08">常在菌としての足白癬</a>
<li><a href="#kansen09">小さい集団としての家庭で、足白癬</a>
<li><a href="#kansen11">ある「足白癬集団感染」のケース</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/kansen3.jpg" alt="感染の条件" width="540" height="410" /></center>
<h3><a name="kansen01">足白癬発症には、環境と時間も必要</a></h3>
<p>
実際に足白癬(水虫)の症状が出ていなくても、白癬菌を保持している人は予想以上にいます。もちろん菌の数や密度はさまざまで、症状が出ている人に比べればその数は少ないのです。
</p>
<p>
足白癬患者からその生活環境にばらまかれた白癬菌は、それが人の足についてからすぐに足白癬を発症するわけではないのです。一度も皮膚についた菌が洗い流されることなくて、菌の増殖に都合の良い条件であったとしても、定着するには時間も必要なのです。
</p>
<p>
これは、あらゆる臓器の感染症疾患に共通して言えることです。その菌が付着しても、全ての人が病気なるわけではなく、抵抗力のほうが強く発病を抑えるケースもあります。
発病するのは、宿主の抵抗力を超えて、菌の数が一定以上に増える場合です。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>白癬菌の潜伏期間</h3>
<p>
菌がとりついてから、宿主の抵抗力を超えた結果発病するまでの期間は、潜伏期とよばれています。潜伏期は、病原菌の種類によって違いがあります。一般に急性で激烈な経過をとるものは潜伏期が短く、潜伏期の長い菌では症状がおだやかで重い病気を起こすことは少ない、という傾向があります。
</p>
<p>
この点もある意味、菌と宿主との馴れの関係を示しているといえるかもしれません。白癬菌の潜伏期ですが、足白癬の場合はわかっていません。先述した犬小胞子菌によるたむしの場合は、１〜数週間の間に症状が出ることが多いです。人を宿主とする紅色菌によるたむしは、潜伏期はもう少し長いのではいかといわれています。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>足白癬に対する反応は、さまざま</h3>
<p>
足白癬の潜伏期はわかりにくいのと同時に、人によってかなりばらつきがあります。白癬菌感染は、一般的な他の感染症とは違い、菌の侵入・増殖に対する宿主側の反応はさまざまなのです。
</p>
<p>
感染力の強い菌(コレラ菌や、はしかウィルス等)が人体に侵入した場合、全ての人が大体同じような反応を見せて、同じような経過で病気になります。
</p>
<p>
しかし、白癬菌の潜伏期の長さや症状の出かたは、人によってあまりにも違うのです。人体のある程度決まった反応以外に、なにか別の影響が働いていると考えることができるのではないでしょうか。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>白癬が発病に至るまでの条件</h3>
<p>
白癬菌が皮膚についてから発病に至るまでには、いつくかの条件が必要です。特に、皮膚側の、菌がついた局所の条件が大きく影響すると考えられます。
</p>
<p>
もし白癬菌が手の皮膚についた場合、生活するうえで多くの人は一日に数回手を洗うし、いつも乾いた外気に触れた状態のなかで動いています。このため、手の白癬は足白癬よりもずっと少ないことは容易に想像できます。白癬菌が皮膚について発病する条件として最も重要なのは、皮膚表面の温度と湿度が白癬菌好みに保たれることでしょう。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>きっかけは、靴生活</h3>
<img src="illust/kansen4.jpg" alt="きっかけは、靴生活" width="170" height="150" align="right" />
<p>
足白癬は、靴を履く習慣によって作り出された皮膚病のひとつ、と言えます。靴を履く習慣がなければ、たとえ足の皮膚に白癬菌がついて少し増えたところで、発症するほどに菌は増えないと思われます。
</p>
<p>
しかし、人が靴を履く生活を始めたために白癬菌が皮膚について発病するために十分な温度と湿度の環境が作られたのだと思われます。これをきっかけにして、他部位に常在菌としていた白癬等、今となってはメジャーな病気の一つになったみずむしが登場しました。
</p>
<img src="illust/kansen6.jpg" alt="文明病としての、足白癬" width="130" height="130" align="left" />
<p>
また一方、産業衛生の側面から、安全のために厚い靴を１日中はくことを強いられる結果、水虫に代表される足の指のあいだの皮膚病がクローズアップされてきています。高温多湿の靴の中には、白癬を含めた皮膚病を起こしやすいのです。足白癬には、文明病として側面もあるのです。
</p>
<br clear="all">
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</p>

<h3>抗生物質を出す、人の常在菌としての白癬菌</h3>
<img src="illust/photo22.jpg" alt="文明病としての、足白癬" width="130" height="130" align="right" />
<p>
人が靴をはき出す以前には、既にヒトに寄生できるように進化した白癬菌群も、陰股部や有毛部あるいは足等の角質が厚い部分あたりにいてなりを潜めていたと思われます。そしてその状態で、自分たちが出す代謝産物によって、他の種の細菌等がその場に定着するのを妨げる常在菌の１つとして共利共存の関係にあったとも考えられるのです。
</p>
<p>
イギリスのフレミング博士は、ペニシリウム属のアオカビの周囲に細菌が生えないということを発見し、抗生物質として役立つ「ペニシリン」を発見しました。このペニシリウムと白癬菌群とは、実は、分類上近しい菌なのです。白癬菌群も、ある種の抗生物質を出すことは、実証されています。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>常在菌としての足白癬</h3>
<p>
足白癬や、その他の常在菌の感染症は共通して、局所に菌がついてから発症するには他の条件が大きく影響します。こうして起きた病変の治療には、(1)局所の条件の改善が必要(2)病気が見た目軽くなっても、残っている少量の菌の根絶が難しい、といった特徴が挙げられます。
</p>
<p>
これは、足白癬がもはや常在菌に近い性格を持ち合わせているからだ、と考えられます。白癬全般では、悪性リンパ腫や免疫不全、糖尿病、肥満などが、また足白癬においては、足の高温多湿の環境が、その菌が増えるのに有利な条件といえます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>小さい集団としての家庭で、足白癬</h3>
<img src="illust/photo8.jpg" alt="足白癬の周りの人への飛び火" width="130 height="130" align="left" />
<p>
もっと小さい集団、たとえば家庭で見ていくとどうでしょうか。足白癬患者である子供には、その両親(特に父親)に足白癬が見つかる確率が非常に高いです。一般的に子供の足白癬はあまり多くはないので、白癬菌を家庭内の他人からもらってる可能性は高いといえます。足の皮膚に見た目変化がない子供を選んで、白癬菌があるかを調べ、その家族にみずむしがないかどうかも確認する、という調査をしました。
</p>
<p>
これらの子供を、家族の中に白癬菌患者のいるグループといないグループに分けた結果、患者がいるグループの子供には白癬菌を持った子供がやはり多かったのでした。やはり、共同生活の場あるいは家庭が、足白癬がうつる場になっているのです。
</p>

<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>ある「足白癬集団感染」のケース</h3>
<p>
ある寮で、２０数名の女性に足白癬が集団発生したという例もあります。
足を調べたところ、たしかに足の指のあいだが白くふやけていたり皮がむけたりという、いわゆる水虫の人が約半数いたのですが、原因菌を詳しく調べてみると、見つかったのは数名だけで、しかもそれは１つの菌種に限ったことではありませんでした。つまり、誰かの菌がうつって広がったとは考えられない状況だったのです。
</p>
<p>
結局、原因は制服の靴にあると思われましたので、治療する一方でなるべく足を清潔にして乾かしておくように指導し、問題はなくなったのです。
</p>
<p>
しかし、見た目では全然水虫の状態になっていない数名の足から、様々な白癬菌が発見されるケースもありました。このことは、集団生活において、白癬菌患者の病変部からばらまかれた菌によって、さらにまわりに患者が増える可能性があることも示しています。このケースは、集団生活における水虫のコントロールについての貴重な気づきを与えてくれています。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>足白癬、爪白癬の症状</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://mizu.picorin.net/syojyo.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.picorin.net/mt4/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=7" title="足白癬、爪白癬の症状" />
    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.7</id>
    
    <published>2006-04-11T23:17:45Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:51:49Z</updated>
    
    <summary> 目次 かぶれと足白癬は、基本の症状は同じ 足白癬と爪白癬のタイプと症状 趾間型足白癬とは 趾間型足白癬に関しての注意点 小水疱型足白癬とは 小水疱型足白癬の、...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="003足白癬、爪白癬症状と検査" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mizu.picorin.net/">
        <![CDATA[<div id="e_body">
<script type="text/javascript" src="http://www.infotop.jp/click.js"></script>
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#syojyo01">かぶれと足白癬は、基本の症状は同じ</a>
<li><a href="#syojyo02">足白癬と爪白癬のタイプと症状</a>
<li><a href="#syojyo03">趾間型足白癬とは</a>
<li><a href="#syojyo04">趾間型足白癬に関しての注意点</a>
<li><a href="#syojyo05">小水疱型足白癬とは</a>
<li><a href="#syojyo06">小水疱型足白癬の、症状と特徴</a>
<li><a href="#syojyo07">文明病としての、足白癬</a>
<li><a href="#syojyo08">角化型足白癬とは</a>
<li><a href="#syojyo09">角化型足白癬の症状</a>
<li><a href="#syojyo10">爪白癬の症状</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/ashi1.jpg" alt="水虫のこんな症状ありませんか？" width="540" height="390" /></center>
<h3><a name="syojyo01">かぶれと足白癬は、基本の症状は同じ</a></h3>
<p>
白癬は、角層(皮膚の最外層)の中に白癬菌が住み着いて、それに対する炎症性の反応が起こった状態のことをいいます。それは皮膚に何かしらの化学物質等がついて、皮膚が拒否反応を起こした状態に似ています。このような状態を、接触皮膚炎(かぶれ)と言います。
</p>
<p>
基本的には足白癬とかぶれの症状は同じですが、違う点もあります。足白癬は、足の指の間など湿度の高い場所から始まります。そこで、カビ以外の微生物が同時に増えたり、また足白癬治療に使った薬の刺激で皮膚炎が重なったりと、いろいろな症状がダブって見られることもあります。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>足白癬と爪白癬のタイプと症状</h3>
<center><img src="illust/ashi2.jpg" alt="水虫の症状" width="540" height="260" /></center>
<p>
足白癬と爪白癬のタイプと症状は、以下の通りです。
</p>
<dl>
<dt足白癬には、以下の３種があります。</dt>
<dd>
趾間型：足の指のあいだの皮膚がむけたり、ふやけて厚くなったりひび割れたりする
</dd>
<dd>
小水疱型：小さい水ぶくれができる
</dd>
<dd>
角化型：皮膚の角層が厚くなってひび割れを起こしたり、白い線ができる
</dd>
<dt>足白癬の症状が進むと、爪白癬になります。</dt>
<dd>
爪白癬：爪全体が白っぽくなる。表面にたて皺ができることもある
</dd>
</dl>

<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="syojyo03">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>趾間型足白癬とは</h3>
<img src="illust/ashi3.jpg" alt="趾間型足白癬とは" width="160" height="210" align="right" />
<p>
湿気がたまりやすいため、ほとんどの足白癬は足の指のあいだからはじまります。指のあいだの皮膚がぽろぽろとむけたり、柔らかく白くふやけて厚くなります。症状がさらに進むとひびが入って割れて、赤くただれた皮膚が顔をのぞかせます。その周辺は皮膚がめくれています。
</p>
<p>
こういった症状は、足先を締め付けるような靴を履き続けたときや、生まれつき足の指が太くて指と指の隙間が狭くて湿りやすい人に多いようです。患部が乾いて治ってきたときやお年寄りの場合は、薄い膜のように表面がはげているだけのこともあります。
</p>
<p>
このような足白癬の症状を、趾間型足白癬(しかんがたあしはくせん)といいます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>趾間型足白癬に関しての注意点</h3>
<p>
趾間型足白癬の場合、白癬菌以外で起こった変化場合と見た目で区別することは難しいです。先に足白癬があり、二次的な細菌の感染により症状が変わったりすることもありえます。この場合、皮膚の表面に普通にいるブドウ球菌類や腸内の細菌による感染がよく見られます。
</p>
<p>
症状がひどくなって皮膚がむけあがったりしているような場所には、普通は白癬菌はいないです。初期の患部には白癬菌はたくさん見られますが、状態が進んで湿り気が強くなると、白癬菌ではない細菌の活動が活発になって、皮膚の障害もそれが中心となります。
</p>
<p>
一見、趾間型足白癬に見えてそうでもないものに抗白癬剤を塗布すると、逆に症状がより悪化することも多いです。見極めは、慎重にすることが必要です。
</p>
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</p>

<h3>小水疱型足白癬とは</h3>
<img src="illust/ashi4.jpg" alt="小水疱型足白癬とは" width="160" height="210" align="right" />
<p>
水虫の病変が足の裏や縁に広がると、小さな水ぶくれができることがあります。水ぶくれをつぶすと、においのない透明で少し粘る液体が出てきます。この液体の中にももちろん、足白癬の原因菌がほんの少しは含まれていますが、この液体が身体の他の部位や他の人の皮膚について水虫が広がることはまずありません。
</p>
<p>
水ぶくれは、特にでき始めにかゆくなり、かくとかゆみが強くなりやすいです。かゆみは炎症の結果なので、炎症が起こりづらい寒い地方であるとか炎症が少ない時期などでは、足白癬を持っていてもかゆみがないこともあります。このような症状を、小水疱型足白癬と呼んでいます。
</p>
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</p>
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<h3>小水疱型足白癬の、症状と特徴</h3>
<p>
小水疱型足白癬において、水ぶくれがたくさん現れるのは、ほとんどが足白癬の初期のうちです。その後は乾燥して褐色の小さい斑点状になったり、水ぶくれの膜が破れて角質の輪が残ります。時には褐色の斑点にならずに皮がはげているだけの状態のこともあります。足白癬が手に広がると、皮のはげた状態に水ぶくれが混ざる、という状態になることが多いです。たいていは、片方だけの手のひらに症状が見られます。
</p>
<p>
水ぶくれは足の裏のどこにでもでき得ますが、足の裏全体に広がることはありません。また、水ぶくれはそれぞれが同じ大きさにはならないため、もし足の裏の広い範囲に粒のそろった水ぶくれや膿疱(膿を持った水ぶくれ)ができていれば、それらは足白癬ではない可能性が高いのです。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>小水疱型足白癬に似た別の病気</h3>
<p>
足白癬で水ぶくれのできる場所は、どちらかといえば足の指の近くであることが多いです。もし土踏まずだけに水ぶくれができているようなら、別の病気が考えられます。
</p>
<p>
考えられる病気の代表的なものが、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)です。中年以降に多く、慢性扁桃炎や金属アレルギーが原因とされています。この場合も、水ぶくれや膿庖はしだいに褐色のやや硬い斑点状になり、さらにそれがはげると輪状に白く皮の向けた状態になります。小水疱型足白癬の原因菌は趾間型とともに紅色菌と趾間菌の両方が考えられますが、趾間型のケースが若干多く見られます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>角化型足白癬とは</h3>
<img src="illust/ashi5.jpg" alt="角化型足白癬とは" width="160" height="210" align="right" />
<p>
足白癬を治療せず放置していたり、高齢の患者は、趾間型や小水疱型の水虫を繰り返すうちに、足全体の角層が厚くなってきます。皮膚の角層だけが厚くなると、その一部はひび割れを起こし白い線が見られるようになります。このような状態になったものを、角化型足白癬といいます。
</p>
<p>
角化型にもいろいろな程度があります。足の裏の一部だけにかるい角化が見られるものから、足の裏全体が強い角化と亀裂を生じて乾いた白い年度をつけたようになるものもあります。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>角化型足白癬の症状</h3>
<p>
角化型足白癬の場合、足の指のあいだはむしろ乾いているため、一見水虫がないようにみえることもあります。またこの病型ではしばしば爪白癬もみられます。この型の足白癬の場合はかゆみがないため、特に高齢の患者においては足白癬だと気がつかずに放置されている場合があります。
</p>
<p>
角化型は、足の縁では角化が減り、足背まで広がったものは輪をかいた赤い斑点と、時に水ぶくれが混ざり合っています。身体の他の部位に見られる、たむしとにたしょうじょうになります。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>爪白癬の症状</h3>
<img src="illust/ashi6.jpg" alt="爪白癬の症状" width="130" height="140" align="right" />
<p>
爪に菌が侵入して病変が起こると、爪は破壊され、凹凸の爪床部分が見られるようになります。爪白癬では、爪の変化や崩壊がはげしくなっても、そのわりに爪の周囲は炎症が少ないのが特徴です。そしてこのような変化は、どの足の爪にでも起こる可能性があります。
</p>
<p>
時には、爪をドアにはさんだりして傷つけた後に足白癬になることがあります。この場合、怪我にまどわされて足白癬を見逃してしまう場合があります。足の小指の爪の変化は、特に足白癬患者でなくても単に履き物の慢性の軽い刺激だけでも起こると一般的には言われています。
</p>
<p>
足や爪の変化は、足白癬や爪白癬だけではなく、ほかのいろいろな皮膚病でも似たような変化が見られることがあります。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>診断・検査法</title>
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    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.8</id>
    
    <published>2006-04-11T22:41:30Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:52:59Z</updated>
    
    <summary> 目次 水虫が疑わしいときは 皮膚科専門医の見つけ方 足白癬の診断 カセイカリ鏡検法 白癬の治療に重要な培養法 足白癬と区別が必要なもの 足白癬と間違えやすい、...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="003足白癬、爪白癬症状と検査" />
            <category term="010注目の記事" />
    
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#kensa01">水虫が疑わしいときは</a>
<li><a href="#kensa02">皮膚科専門医の見つけ方</a>
<li><a href="#kensa03">足白癬の診断</a>
<li><a href="#kensa04">カセイカリ鏡検法</a>
<li><a href="#kensa05">白癬の治療に重要な培養法</a>
<li><a href="#kensa06">足白癬と区別が必要なもの</a>
<li><a href="#kensa07">足白癬と間違えやすい、生理的な変化</a>
<li><a href="#kensa08">湿った足の指のあいだに細菌が増えたとき</a>
</ul>
</div>

<h3><a name="kensa01">水虫が疑わしいときは</a></h3>
<p>
足の皮がむけたり、足がかゆい皮膚病を一般に水虫と呼びますが、足にできる皮膚病の全てが足白癬ではありません。
足の皮膚病をきちんと治すには、まずその皮膚病がどんな原因でできたのかを知らなければならないのです。
</p>
<p>
皮膚病の原因を見極めて治療に結びつけるのは、一般に皮膚科医の仕事ですが、実際には皮膚科医以外の医師が治療にあたっていたり、患者自身が判断し治療していることも多いです。やはり皮膚病は皮膚科の専門医に一度は診察をしてもらうことが重要です。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>皮膚科専門医の見つけ方</h3>
<p>
総合病院で皮膚科の診療科目を掲げているところには、専門医がいると考えていいでしょう。診療所の医師(いわゆる開業医)にも専門医の資格を持つ医師がたくさんいます。
</p>
<p>
日本には、日本皮膚科学会の認定による専門医制度があります。この認定証は一定以上のトレーニングを積んだと認められる皮膚科医に対して交付されるもので、現時点で日本では唯一の明文化された皮膚科専門医制度です。検査・診断は、こうした専門医のいる病院で受けるのが一番いいと思われます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>足白癬の診断</h3>
<p>
皮膚科医が足白癬と診断するためには、２つの段階を踏みます。
</p>
<ol>
<li>似たような症状を持つ多くの病気の中で、患者の症状が足白癬と一致していることを確認</li>
<li>その病変の中に白癬菌がいることを検査で確認する</li>
</ol>
<p>
まず皮膚科医は問診等を通じて患者の病気の経過を知り、皮膚の状態を見ることで病気の原因を探ります。この段階で、いくつかの考えられる病名の中に足白癬が含まれていれば、その次に検査法を選択して診断を確定させます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>カセイカリ鏡検法</h3>
<p>
足白癬の診断を確定するために最も広く行われているのは、カセイカリ鏡検法というものです。
</p>
<p>
まず病変部から、白癬菌が寄生していると思われる皮膚の最外層(角層の一部)をピンセットで取ります。この時には、見た目に白く向けた皮や水ぶくれの膜を取るので、痛みはありません。このとき、病巣のどの部分から試料を取るかは大変重要です。特に趾間型の足白癬では、中央の湿って白くふやけた部分からは金歯見つかりにくいのです。
</p>
<p>
次に、取った皮膚片をスライドガラスに乗せて、カセイカリを主成分とする強いアルカリ性溶液で溶かし、顕微鏡で見て白癬菌を見つけ出します。この方法は白癬菌を見分けるのに幾分熟練を要しますが、使う器具も簡単で１０分ほどで結果が判明するため、基本的な手段として広く用いられています。
</p>
<p>
水ぶくれや皮膚のはがれた部分など、症状が良く似たほかの皮膚病との鑑別が難しい場合、カセイカリ鏡検法で白癬菌が見つけられるかどうかで以後の治療方針が決められます。
</p>
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</p>
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<h3>白癬の治療に重要な培養法</h3>
<img src="illust/photo23.jpg" alt="白癬の治療に重要な培養法" width="130" height="130" align="right" />
<p>
細菌などによる感染症では、病変部から病原微生物を見つける手段としてしばしば「培養法」が用いられます。カビの場合、発育速度が遅く、診断できるまでに２〜３週間かかることもあって、この方法は外来の患者さんの診察向きとは言えません。
</p>
<p>
ただし、病巣内にカセイカリ鏡検法でカビが見つかったのに治療しても良くならないときなど、病原菌やその菌の薬に対する効き目の目安を判断する必要があるときには、この検査は不可欠です。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>足白癬と区別が必要なもの</h3>
<p>
<dl>
<dt>加齢による生理的変化</dt>
<dd>
角化型の足白癬と間違えられやすい
</dd>
<dt>湿った足の指のあいだの細菌感染</dt>
<dd>
常在菌や腸内菌、紅色陰癬、ピッテッド・ケラトリシス
</dd>
<dt>白癬菌以外のカビの感染</dt>
<dd>
カンジタ等
</dd>
<dt>接触皮膚炎</dt>
<dd>
植物、金属、化粧品などに皮膚が強い反応を起こした状態
</dd>
<dt>汗疱</dt>
<dd>
足の指のあいだにはできにくい
</dd>
<dt>掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)</dt>
<dd>
中年から老年に多く、土踏まずを中心に左右対称にできることが多い
</dd>
<dt>その他</dt>
<dd>
多形滲出性紅斑、環状紅斑、梅毒、ボーエン病など
</dd>
</dl>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kensa07">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>足白癬と間違えやすい、生理的な変化</h3>
<p>
年をとると、足の皮が次第に厚く硬くなって、ひびわれたり白くむけたりしがちです。これは生まれつきの場合もあるし、糖尿病や足のむくみのある患者では特に強く出る傾向があります。これらは、角化型の足白癬と間違われやすいのです。逆に軽症の足白癬をこのような変化と間違えて見逃すケースも考えられます。
</p>
<p>
たこやまめなどにも注意が必要です。それ自体が足白癬と間違われるほか、足白癬があるお年寄りにたこやまめができやすくなります。このため、皮膚科医ではカセイカリ鏡検法を適宜使って、見逃さないように気をつけています。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kensa08">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>湿った足の指のあいだに細菌が増えたとき</h3>
<p>
足の指のあいだは湿らせておくだけで、ご存知のように白くふやけてきます。
</p>
<p>
皮膚の表面には元々いろんな種類の細菌やカビなどがついています。健康で正常な皮膚についているときには何の影響もないのですが、なにかの原因で極端に増えて皮膚に障害を与えるようになると、問題が生じます。以下で、常在菌や腸内菌に感染した場合、紅色陰癬（エリトラスマ)による細菌感染、ピッテッド・ケラトリシスのケースを取り上げます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#">ページのトップへ ▲</a>
</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>その他の感染、検査法</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.picorin.net/mt4/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=9" title="その他の感染、検査法" />
    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.9</id>
    
    <published>2006-04-11T21:55:17Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:54:04Z</updated>
    
    <summary> 目次 常在菌や腸内菌の感染 趾間型足白癬の、複合型要因 紛らわしい症状の、紅色陰癬 紛らわしい症状の、ピッテッド・ケラトリシス 白癬菌以外のカビが感染したとき...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="003足白癬、爪白癬症状と検査" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mizu.picorin.net/">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#hifuen01">常在菌や腸内菌の感染</a>
<li><a href="#hifuen02">趾間型足白癬の、複合型要因</a>
<li><a href="#hifuen03">紛らわしい症状の、紅色陰癬</a>
<li><a href="#hifuen04">紛らわしい症状の、ピッテッド・ケラトリシス</a>
<li><a href="#hifuen05">白癬菌以外のカビが感染したとき</a>
<li><a href="#hifuen06">一般的に、接触皮膚炎について</a>
<li><a href="#hifuen07">足の接触皮膚炎の、原因と症状</a>
<li><a href="#hifuen08">汗疱ができたとき</a>
<li><a href="#hifuen09">掌蹠膿疱症になったとき</a>
<li><a href="#hifuen10">その他の、足白癬に似た病気</a>
</ul>
</div>

<h3><a name="hifuen01">常在菌や腸内菌の感染</a></h3>
<p>
足の指のあいだを湿らせたままにしておくと、足白癬以外にもいろいろな菌が増える可能性があります。それは日常の習慣などによって違いがあります。その多くは、皮膚の表面や粘膜に普通にいる菌(常在菌)や腸内細菌などで、普段は特に病気の原因にはならないものです。
</p>
<p>
これらの細菌が増えると、指のあいだがさらに強くただれ、悪臭を発したり、菌の種類によっては色がついたりします。さらに進むと、足の指のあいだのただれが悪化すると同時に足から下腿へと炎症が及んだり、大腿の付け根のリンパ節に炎症を起こして痛んだりすることがあります。このような症状を足白癬から区別する方法は、そこに白癬菌がいるかどうかをみわけることのみです。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>趾間型足白癬の、複合型要因</h3>
<p>
前にも述べたとおり、趾間型足白癬を湿らせたまま放っておくと、そこに二次的に細菌が増えて強い炎症を起こすことがあります。
</p>
<p>
趾間型足白癬と呼ばれるものは、湿気を帯びやすい足先の条件の下で白癬菌と種々の微生物が共同で作り上げた複合病変といえるかもしれません。その中で、皮膚が乾燥するにつれて白癬菌が、また湿度が高くなるにつれて細菌類が主役を演じるようになると考えられます。細菌類がおもてに出てくると、強い炎症が起こるわけです。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>紛らわしい症状の、紅色陰癬</h3>
<p>
紅色陰癬(こうしょくいんせん、エリトラスマ)という、細菌感染による病気があります。主に足の指のあいだの皮膚が細かい皮片になってむけてくるもので、かゆみはほとんどありません。
</p>
<p>
説明のとおり、症状からだけでは軽症の足白癬との区別は困難です。しかしこの病気にかかった皮膚を特殊な紫外線(長波長紫外線(UVA))で照らすと、きれいな紅色の蛍光がみられます。
</p>
<p>
また、カセイカリ鏡検法で白癬菌が見つからないことでも鑑別点になり得ます。細菌を抑える抗生物質で治療します。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>紛らわしい症状の、ピッテッド・ケラトリシス</h3>
<p>
ピッテッド・ケラトリシス(pitted keratolysis)も、細菌が主役の病気です。細菌によって足の裏に虫食い状の小さいくぼみができます。かゆみはなく、汗などで過度に湿った状態が続くときにできます。若い人に多い病気です。治療は難しくありません。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>白癬菌以外のカビが感染したとき</h3>
<p>
足白癬に似た症状は、実は白癬菌以外のカビでも起こります。この場合、症状が出るのはほとんど足の指のあいだか爪に限られ、指のあいだでは白くふやけます。感染するカビは、カンジタが最も多く、このほかに外国ではヘンダーソヌラ・トルロイデアというカビの一種によるものも報告されています。
</p>
<p>
この種の感染は、同じカビの一種のためカセイカリ鏡検法では区別がつきにくいので、よく足白癬と間違えられます。そこで、白癬菌によく効く抗真菌剤を使って効果が見えないときは、これらの菌による感染を考えて、培養法による確認が必要です。しかしこのケースでは、診断を確定することはなかなか難しいものです。
</p>
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<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>一般的に、接触皮膚炎について</h3>
<p>
接触皮膚炎−一般的には、かぶれ−は、何らかの物質が皮膚について、皮膚が強い反応を起こした状態です。たとえば、ハゼの木に触れたために起こる手や顔の皮膚炎、ネックレスや時計のバンドが触れる部分に一致して起こる皮膚炎などがありえます。また、化粧品による顔の皮膚炎も多いと思われます。
</p>
<p>
接触皮膚炎いわゆるかぶれは、何らかの物質に触れた場所だけに起こるので、その症状や背景から原因をある程度判断することもできます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="hifuen06">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>足の接触皮膚炎の、原因と症状</h3>
<p>
足の接触皮膚炎の場合は、足の指や足の底に見られる場合が多いです。これは、靴下や靴、サンダル、あるいは偶然さわった床の塗料などが原因と思われることをあらわしています。足の指のあいだの場合は、なんらかの皮膚の変化があって、そこに軟膏等をつけた場合によくみられます。
</p>
<p>
足の指のあいだは、赤くかゆくなるとともに、ひどいときには小さい水ぶくれやただれができます。皮膚が靴などに密着しやすいこういうぶぶんでは、湿気がたまりやすく、これがかぶれを引き起こす要因となりがちです。足の裏でも同じような症状が出ます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>汗疱ができたとき</h3>
<p>
足に汗を多くかいたときなど表面を見ると皮膚の上層に小さな水ぶくれができていたり、薄く輪状に皮がむけたりして、軽いかゆみを伴う場合があります。これを汗疱(かんぽう)といいます。足の指のあいだにできることは少なく、水ぶくれのサイズが足白癬のものよりもちいさいです。
</p>
<p>
手足に汗をかきやすいことがわかっていれば、カセイカリ鏡検法で白癬が見つからない場合は汗疱と診断されます。どちらかというと、若い人に多い病気です。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>掌蹠膿疱症になったとき</h3>
<p>
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、小さな膿を持つ水ぶくれを作るのが特徴です。突然始まることが多く、最初は小さな水ぶくれですが、すぐに黄白色の膿の色になって、古くなって乾くと褐色に、さらに皮がはげると一見小水疱型足白癬そっくりの症状になります。
</p>
<p>
金属アレルギーや扁桃炎などが原因となることもありますが、原因がわからないことのほうが多いです。比較的年をとった人に多く診られ、病変は土踏まずを中心に左右対称にできることが多いです。このため、臨床的には区別をつけやすいのですが、診断を確定させるためにはカセイカリ鏡検法が有効です。
</p>
<p>
この病気の治療中、特に副腎皮質ステロイド剤による治療の際に、二次的に足白癬の感染がたまに見られることがあります。治療には時間がかかりますが、数年から10数年後には自然に良くなります。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>その他の、足白癬に似た病気</h3>
<p>
多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)や環状紅斑と呼ばれる病気も、足白癬と区別する必要が症状が進むにつれて起こる場合がある病気です。
</p>
<p>
梅毒の場合、または薬物中毒や内臓の悪性腫瘍等の時にできる足の裏の紅斑や角質増殖、さらにはボーエン病(表皮内限定で増殖する皮膚がんの一種)の場合も、足白癬の鑑別の対象になります。判別するには、それぞれ特殊な検査が必要になります。
</p>
<p>
今まで挙げてきた中にも、足に現れる皮膚病だけでたくさんあります。素人判断で治療した場合、間違った治療をして完治までに遠回りしている可能性も多いです。足の皮膚に気になる皮膚の変化が出てきたら、迷わず皮膚科を受診してください。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>皮膚科医にかかるときの注意</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://mizu.picorin.net/chui.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.picorin.net/mt4/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=10" title="皮膚科医にかかるときの注意" />
    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.10</id>
    
    <published>2006-04-11T20:43:54Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:54:59Z</updated>
    
    <summary> 目次 前もって外来の診察時間を確認する 問診を受ける前に、症状を整理しておく 受診時は、着脱しやすい衣服で 受診時に、気になることは説明してもらう 転医の際は...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="003足白癬、爪白癬症状と検査" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mizu.picorin.net/">
        <![CDATA[<div id="e_body">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#chui01">前もって外来の診察時間を確認する</a>
<li><a href="#chui02">問診を受ける前に、症状を整理しておく</a>
<li><a href="#chui03">受診時は、着脱しやすい衣服で</a>
<li><a href="#chui04">受診時に、気になることは説明してもらう</a>
<li><a href="#chui05">転医の際は、紹介状をもらう</a>
<li><a href="#chui06">家族に説明してもらう場合</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/isya.jpg" alt="病院にいこう！" width="540" height="430" /></center>
<h3><a name="chui01">前もって外来の診察時間を確認する</a></h3>
<p>
皮膚科にかかる場合は、外来の診察時間や診察医の診察曜日等を確認してください。全ての皮膚科医が全ての曜日に外来患者を診察しているとは限りません。特に複数の皮膚科医がいる病院では、曜日を決めて分担して外来の診療をしていることがあります。外来はやっていても、その分野の専門医が不在という時間帯もありえます。
</p>
<p>
紹介状を持って専門の外来に行く場合も、あらかじめ上記のことに注意しておいたほうがいいでしょう。もし予約を入れた場合は、予約時間よりも少し前に診療室に着いているようにしてください。
</p>
<p>
最初の受診の時には紹介状等を忘れないようにし、そのときに飲んでいる薬があれば一緒に持ってくるか忘れずに申告するようにしてください。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>問診を受ける前に、症状を整理しておく</h3>
<p>
問診を受ける前に、あらかじめ下記の点を整理すると、診療がスムーズに行きます。また、これらの話をする際にプライベートが確保されているかが気になる場合は医師に相談してください。
</p>
<ol>
<li>いつから、どんな症状で始まったか</li>
<li>いつから、どこの医師にかかっていたか、どんな治療を受けたか、どんな薬を飲んだかあるいは飲んでいるか</li>
<li>前の医師に紹介状を書いてもらう際に、処方されていた薬の内容を紹介状に書いてもらうことも有効です。</li>
<li>症状はどのような経緯をたどっているか、ひどくなっているか、重くなったり軽くなったりしているか、それに周期はあるか</li>
<li>どんな症状が加わってきたか</li>
<li>これまでに受けた検査の種類(会社での健康診断等も含む)</li>
</ol>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>受診時は、着脱しやすい衣服で</h3>
<img src="illust/photo10.jpg" alt="受診時のマニキュアは診療の妨げ" width="130" height="130" align="right" />
<p>
診療時に、場合によっては患者が問題にしているところ以外の部位を診せる必要があることがあります。衣服やストッキング、靴などは脱ぎやすいものにしたほうが診療がスムーズにすすみます。また、化粧やマニキュアは診療の妨げになる場合があります。
</p>
<p>
受診の際に、特別からだをきれいにする必要はありません。普通の入浴で十分です。特に皮膚の病変の場合、上についてるかさぶたなどを無理にはがしたりすると、症状が悪化したり、所見がわかりにくくなることもあります。
</p>
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</p>
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<h3>受診時に、気になることは説明してもらう</h3>
<p>
診察終了時に、病気の説明、検査や治療等の指示、薬の内容や飲み方など、わかりにくいところは遠慮なく医師に説明してもらいましょう。特に、薬の飲み方、飲む回数や時間、外用剤の場合は使用方法と回数、日常生活におけるケア、次回の受診日の確認は重要です。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="chui05">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>転医の際は、紹介状をもらう</h3>
<img src="illust/isya2.jpg" alt="転医の際は、紹介状をもらう" width="110" height="160" align="right" />
<p>
諸事情で転医する際は、新しい医師に対する紹介状ををもらいましょう。転医先での問診や検査、あるいは投薬などで不必要な手間を避ける意味でもとても重要です。
</p>
<p>
紹介状には、処方されて服用していた薬も記載してもらいましょう。紹介状の請求に遠慮はいりません。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="chui06">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>家族に説明してもらう場合</h3>
<p>
病気によっては、または患者にとっては、家族も医師の説明を聞きたいと思うケースもあるかもしれません。その場合も診療と同様に考えて、医師と相談の上で時間を決めあらかじめ予約するようにしてください。話を聞きたい人が複数の場合は、なるべく一緒にしましょう。医師に聞きたい点は、まとめてメモしておきましょう。そのほうが、医師も説明のポイントがはっきりして助かります
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#">ページのトップへ ▲</a>
</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>抗真菌剤について</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.picorin.net/mt4/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=11" title="抗真菌剤について" />
    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.11</id>
    
    <published>2006-04-11T19:27:02Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:56:00Z</updated>
    
    <summary> 目次 抗真菌剤とは 足白癬治療の前提 医師向けの薬と、薬局向けの薬 抗真菌剤の使い分け方 基剤の種類−粉末剤、スプレー 基剤の種類(軟膏剤) 基剤の種類(液剤...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="004足白癬の治療" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mizu.picorin.net/">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#kusuri01">抗真菌剤とは</a>
<li><a href="#kusuri02">足白癬治療の前提</a>
<li><a href="#kusuri03">医師向けの薬と、薬局向けの薬</a>
<li><a href="#kusuri04">抗真菌剤の使い分け方</a>
<li><a href="#kusuri05">基剤の種類−粉末剤、スプレー</a>
<li><a href="#kusuri06">基剤の種類(軟膏剤)</a>
<li><a href="#kusuri07">基剤の種類(液剤)</a>
<li><a href="#kusuri08">主剤と基剤の組み合わせによる、剤型</a>
<li><a href="#kusuri09">主な外用抗真菌剤の使用方法</a>
<li><a href="#kusuri10">外用抗真菌剤の、利点と欠点</a>
<li><a href="#kusuri11">抗真菌剤の種類</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/kousinkin1.jpg" alt="抗真菌剤とは" width="540" height="200" /></center>

<h3><a name="kusuri01">抗真菌剤とは</a></h3>
<p>
同じ微生物といっても、ウィルス、リケッチア、細菌、カビでは構造や代謝が違うので、これら全てによく効く薬というのはありません。
</p>
<p>
足白癬の原因菌である白癬菌の一種は、すべてカビの仲間です。カビに対して用いられる薬を、抗真菌剤といいます。現在に至るまで、いろいろな薬が抗真菌剤として用いられてきました。
</p>
<p>
この中には、抗真菌活性が高いものと低いもの(カビに対する作用の強いものと、弱いもの)から、抗菌スペクトラムが広いものと狭いもの(数多くの種のカビに効くものと、一部のカビだけに強い抗真菌活性を示すもの)まで、いろいろな種類の薬があります。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>足白癬治療の前提</h3>
<p>
足白癬を治療するには、まずその病変の正確な診断が前提になります。足白癬の症状や検査法についての知識が不可欠ですし、それと同時に足白癬以外のさまざまな皮膚病を見分ける必要もあります。つまりこのことは、単に足白癬の診断と治療にとどまらず、広く皮膚科医としての知識を問われる分野なのです。
</p>
<p>
診察と検査が済んで足白癬だという診断がくだされれば、治療が始まることになります。治療に際してやっかいなのは、足白癬が皮膚について増えたカビと局所の条件とが合わさってできる病気のため、抗カビ剤をつけてすぐに治る病気ではない、ということで。
治療には、薬と足のケアの両方が必要になってきます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri03">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>医師向けの薬と、薬局向けの薬</h3>
<p>
抗真菌剤にかぎらず一般的に、市販薬には大きく分けて医師向けの製剤と、薬局の店頭で売られている製剤(OTC薬)(*1)があります。
</p>
<p>
一般に、OTC薬は医師向けのものにくらべて主成分の濃度が少し低めに設定してあり、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤なども配合されています。そのため、OTC薬のほうが効き目がおだやかで対象となる病気や症状を広めになっています。
</p>
<p>
(*1)OTC・・・Over the counterの略　薬局のカウンターで購入可能な薬のこと
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri04">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>抗真菌剤の使い分け方</h3>
<p>
以前は、足白癬の患部の状態(ふやけた趾間型か、乾燥した小水疱型か等)によって、液剤と軟膏剤との使い分けがされていました。
液剤でアルコール溶液になっているものは病巣に対してやや刺激が強く、患部を乾燥させる傾向があります。
</p>
<p>
逆に軟膏剤は、使用後足がしばらくべとつくため、患者の好みがあると思われます。液剤とクリーム剤では、有効性の差は特にありません。現在の新しい市販薬では、かぶれやすさの差も特に見られません。これらの特徴を考慮したうえで使ってみて、使い心地を確認した後に最も使いやすいものを選ぶのがいいでしょう。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri05">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>基剤の種類−粉末剤、スプレー</h3>
<img src="illust/kousinkin3.jpg" alt="粉末剤、スプレー" width="120" height="110" align="left" />
<p>
粉末剤やスプレーの抗真菌剤は、医薬品としては発売されていません。共同の施設などで利用されている靴や衣類等に、足白癬予防を目的として使用されることが多いようです。粉末剤やスプレーは、使い方が簡単で、治療にかかる時間が短時間で済みます。患者のコンプライアンス(*1)向上の点から見ても、今後注目の剤型といえます。
</p>
<p>
(*1)コンプライアンス・・・ある治療法が、患者にどれくらい受け入れられているかを表す用語。コンプライアンスがいいことは、その治療法の重要な評価点となります。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri06">ページのトップへ ▲</a>
</p>
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<h3>基剤の種類(軟膏剤)</h3>

<p>
軟膏の種類は以下の３種類が挙げられます。
</p>

<dl>
<dt>水に溶けない油性のもの</dt>
<dd>
ワセリン等を主成分としていて、皮膚に塗るとべとつきやすいです。
</dd>
<dt>水で洗い落とせるクリーム状のもの</dt>

<dd>
足によくすりこむように塗ると目立たなくなり、べとつきません。使用感が優れているため、最近ではクリーム基剤の外用抗真菌剤がほとんどを占めています。
</dd>
<dt>ゲル状のもの</dt>
<dd>
ゲル剤は、クリームと液体の中間という位置づけですが、主剤の浸透力や使用感がよく、刺激も比較的少ないため、足の指のあいだやこすれる部分の患部に使用されることが多いです。
</dd>
</dl>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri07">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>基剤の種類(液剤)</h3>
<p>
抗真菌剤は水に溶けにくいので、溶液にするにはいろいろな有機溶媒が用いられます。有機溶媒のなかでも、低分子のアルコール類は乾燥性に優れているため、使用感が好まれます。
</p>
<p>
その反面、湿って柔らかくなった患部やただれに対しては刺激が強い、という難点があります。そのため、副作用はクリームや軟膏に比べて発生する割合が高くなることが多いです。
</p>
<p>
そのため、溶解剤を含まずに主剤を懸濁させただけのローション剤は有機溶媒による刺激が少ない傾向があります。期待できる基剤といえるでしょう。
</p>
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<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>主剤と基剤の組み合わせによる、剤型</h3>
<img src="illust/kousinkin4.jpg" alt="基剤の種類(軟膏剤)" width="120" height="110" align="right" />
<p>
外用抗真菌剤の剤型は、主剤の抗菌スペクトラム(*1)、基剤に対する主剤の溶解性、特性、使用目的など、いろいろな条件の組み合わせによって決定されます。
</p>
<p>
基剤として抗真菌剤に利用されているものには、液剤(ローション等)、軟膏、ゲル、粉末やスプレーがあります。それぞれ目的にあわせて使用されます。
</p>
<p>
(*1)抗菌スペクトラム・・・ある抗菌剤がどのような種類の菌に対して有効か、を表します。数多くの菌に対して有効な場合、「抗菌スペクトラムが広い」と表現します。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri09">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>主な外用抗真菌剤の使用方法</h3>
<img src="illust/photo27.jpg" alt="主な外用抗真菌剤の使用方法" width="130" height="130" align="left" />
<p>
外用抗真菌剤は、主剤としての働きを持つ抗真菌物質を基剤(*1)に含ませ、患部に直接塗ったり貼ったりして患部に作用させることを目的とした製剤です。
</p>
<p>
白癬をはじめ、表皮の一部である角層やつめ、毛などに寄生する真菌症(表在性真菌症)のほとんどの病型は、まず最初に治療に使うのは外用剤です。現在最も広く普及しています。
</p>
<p>
(*1)基剤・・・皮膚科で使用する外用剤は通常、油脂やアルコールなどに薬理作用を持つ主剤を配合して作られます。この場合の油脂やアルコールなどを基剤といいます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri10">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>外用抗真菌剤の、利点と欠点</h3>
<p>
以下に、外用の抗真菌剤の利点と欠点を挙げます。
</p>
<dl>
<dt>利点</dt>
<dd>
患部に直接作用させることが可能
</dd>
<dd>
患部により高い薬剤濃度を得ることができ、何度も、あるいは長時間作用させることが可能
</dd>
<dd>
吸収による血液中への以降は少なく、全身性の副作用が少ない
</dd>
<dt>欠点</dt>
<dd>
薬が皮膚の深部にまでは届きにくいため、効果が皮膚表面の患部への適用に限定される
</dd>
<dd>
病巣が広いと、使用により時間や手間がかかる
</dd>
</dl>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="kusuri11">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>抗真菌剤の種類</h3>
<img src="illust/photo19.jpg" alt="抗真菌剤の種類" width="130" height="130" align="right" />
<p>
抗真菌剤には、たくさんの種類があります。処方する際には、どんな種類のカビに、またはどんな病気にどれだけ効くかが問題になります。治療に際しては、その病気の要因になるカビに効く薬でないと意味がありません。
</p>
<p>
また抗真菌剤は、局所投与のもの(外用剤)と全身投与のもの(内服剤、注射剤)に大別されます。対象となる患者の状況によって使い分けられるように工夫されています。皮膚科医は、抗真菌剤それぞれの特徴も考慮に入れながら、これら剤型を使い分けているのです。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#">ページのトップへ ▲</a>
</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>外用抗真菌剤について</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://mizu.picorin.net/shinkinzai.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.picorin.net/mt4/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=12" title="外用抗真菌剤について" />
    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.12</id>
    
    <published>2006-04-11T18:29:58Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:56:59Z</updated>
    
    <summary> 目次 外用抗真菌剤の歴史 それまでの、カビによる病気 1940年代の真菌剤 1950年代付近の真菌剤 イミダゾール系抗真菌剤の出現 １日１回塗ればいい薬の登場...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="004足白癬の治療" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mizu.picorin.net/">
        <![CDATA[<div id="e_body">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#shinkinzai01">外用抗真菌剤の歴史</a>
<li><a href="#shinkinzai02">それまでの、カビによる病気</a>
<li><a href="#shinkinzai03">1940年代の真菌剤</a>
<li><a href="#shinkinzai04">1950年代付近の真菌剤</a>
<li><a href="#shinkinzai05">イミダゾール系抗真菌剤の出現</a>
<li><a href="#shinkinzai06">１日１回塗ればいい薬の登場</a>
<li><a href="#shinkinzai07">イミゾダール系</a>
<li><a href="#shinkinzai08">外用抗真菌剤の真価</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/gaiyou.jpg" alt="外用抗真菌剤" width="540" height="310" /></center>
<h3><a name="kusuri01">外用抗真菌剤の歴史</a></h3>
<p>
日本で使われている外用抗真菌剤一覧
</p>
<dl>
<dt>イミダゾール以前の薬剤</dt>
<dd>
トルナフテート、ハロブロジン、フェニルヨード・ウンデシノエート、バリオチン、ピロールニトリン、シッカニン(白癬、癜風)
</dd>
<dd>
ナイスタチン、トリコマイシン、ピマリシン(カンジダ症)
</dd>
<dt>イミダゾール発売後</dt>
<dd>
イミダゾール[クロトリマゾール、ミコナゾール、エコナゾール、イソコナゾール、チオコナゾール、オキシコナゾール、クロコナゾール、スルコナゾール、ケトコナゾール]、シクロピロクス・オラミン(カンジダ症、白癬、癜風)
</dd>
<dd>
エキサラミド、トルシクレート
</dd>
<dt>新しい薬剤</dt>
<dd>
ビフォナゾール、ケトコナゾール、ネチコナゾール、ラノコナゾール、テルビナフィン、アモロルフィン(カンジダ症、白癬、癜風)
</dd>
<dd>
ブテナフィン(皮膚糸状菌)
</dd>
</dl>
<center><img src="illust/kousinkin6.jpg" alt="外用抗真菌剤" width="540" height="170" /></center>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="shinkinzai02">ページのトップへ ▲</a>
</p>
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<h3>それまでの、カビによる病気</h3>
<p>
抗真菌剤あるいは抗白癬菌剤は、第二次大戦前後(1940年代)までは、抗真菌剤とその他の細菌などの微生物に対する薬と特に分かれていませんでした。当時、真菌による病気として知られていたもののほとんどは皮膚に寄生するものでした。皮下や内臓に病気を起こすカビについては一般的ではなく、また患者もごくわずかでした。
</p>
<p>
内臓の真菌症が一般に知られるようになったのは1960年代からで、さらに医学上大きな問題になったのはごく最近のことです。臓器移植やエイズなどで極端に抵抗力の落ちた患者が増えたのがきっかけでした。
</p>
<p>
第二次大戦前には、カビによる病気は白癬菌によるものが圧倒的でした。しらくも(頭部白癬)、水虫(足白癬)、たむし・ぜにたむし・いんきんたむし(体部白癬、陰股部白癬)が代表的なものでした。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="shinkinzai03">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>1940年代の真菌剤</h3>
<p>
第二次大戦前に、カビによる皮膚病に広く使用されていたのはヨードチンキです。ヨードチンキは、細菌に対する働きや特に高くはなかったのですが、種々の微生物による病気に手軽に使えたのです。
</p>
<p>
また、この時期にはサリチル酸も使われていました。同じく細菌に対する働きや特に高くはなかったのですが、低刺激で、白癬菌がいる皮膚の角層を溶かす作用がありました。今日でも足白癬の大衆薬に配合されることがあります。
</p>
<p>
1940年代後半には、水銀を含む抗真菌剤が登場しました。当時、外用剤としては広範囲の種類のカビに効いて抗真菌活性も相当なものがありましたが、今日ではその毒性のため、全く使用されていません。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="shinkinzai04">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>1950年代付近の真菌剤</h3>
<p>
1950年以降に登場してきた薬剤の多くは、白癬もしくは同じ表在性真菌症のカンジダ症等、ごく限られた病気のみ有効なものでした。
</p>
<p>
トルナフテート、ハロプロジン、シッカニン等は白癬に対して有効で、ナイスタチン、トリコマイシン、ピマリシン等はカンジダ症に対してのみ使われます。これらの薬剤の効き目は、最近の薬に比べても目だつほどには悪くありませません。これらは、薬剤の価格が安いため、時々現在でも使用されています。この時期に、内服薬のグリセオフルビンが出現しました。
</p>
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<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>イミダゾール系抗真菌剤の出現</h3>
<p>
1970年代半ばに、クロトリマゾール、ミコナゾールなどの「イミダゾール系」と呼ばれる外用抗真菌剤が出現しました。
</p>
<p>
イミダゾール系の薬は、これまでの薬より白癬菌にたいする抗菌価が優れているうえに、抗菌スペクトラムも白癬菌からカンジダ、癜風(でんぷう)菌までと広く、副作用が少ないものでした。あっという間に外用抗真菌剤の主流になって以降、多数のイミダゾール系の真菌剤が出てくるきっかけになりました。
</p>
<p>
またこの時期にはエキサラミドやトルシクレート等白癬菌にのみ効く薬も使用されていましたが、イミダゾール系の薬剤が圧倒的なシェアを誇っていました。
</p>
<p>
これらは、１日に２回患部にすり込むように塗ることになっています。使用感は、ややべとつく以外はほぼ満足できるものでした。
最近発売された新しい外用抗真菌剤に比べると安くて使いやすいため、現在でも広く使用されています。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="shinkinzai06">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>１日１回塗ればいい薬の登場</h3>
<p>
1986年に、ビフォナゾールが発売されました。
</p>
<p>
この薬は皮膚内での貯留性が高いことが最大の特徴で、１日１回の使用で従来の薬と同様の効き目があることが証明されています。これは、患者が薬を使用する手間を省く上でめざましい進歩です。これ以降の外用抗真菌剤の多くは、１日１回のみの使用を目指すようになっています。
</p>
<p>
近年発売されている外用抗真菌剤は、共通して高い抗菌活性と皮膚貯留性を持っていますが、抗菌スペクトラムに関しては、以前と同様に大きく２つの流れが見られます。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="shinkinzai07">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>イミゾダール系</h3>
<p>
白癬菌、カンジダ、癜風菌等に広いスペクトラムを示すもの・・・イミゾダール系薬剤、テルビナフィン、アモロルフィン、ラノコナゾール等
</p>
<p>
これらの薬の抗菌価は、白癬菌やカンジダに対してこれまでのものと比べて非常に高い値を示しています。副作用の発症率はいずれも2％以下です。その内容も、刺激感や接触皮膚炎等で重いものはなく、またほとんどの副作用は使用を中止することで容易に回復します。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>ブテナフィン</h3>
<p>
白癬菌にのみ特異的に高い抗菌活性を示すグループ・・・ブテナフィン
</p>
<p>
白癬菌に対してはかなりの効き目がありますが、カンジダにはほとんど効き目がありません。また、副作用の出方も低いものになっています。先のグループとともに最近発売された外用抗真菌剤は、いずれも皮膚への貯留性に優れていて１日１回の使用で十分な効果が期待できます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>外用抗真菌剤の真価</h3>
<p>
これまでに挙げた新しい外用抗真菌剤が順次発売されて、足白癬全体の治療成績はよくなってきています。外用剤のみでは効果がない、というのが通説であった角化型の足白癬や爪白癬にも、ある程度の効果があることが確認されつつあります。
</p>
<p>
現時点ではまだこれらの新しい外用抗真菌剤では、治療に内服用の抗真菌剤の併用も必要な表在性真菌症がいくつかあります。例えば、全身の皮膚に広く症状が出た場合や、角化型足白癬、爪白癬全般が当てはまります。こうした外用抗真菌剤の治療成績がどこまで伸びるかは、今後の結果を見る必要があるでしょう。
</p>
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</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>内服抗真菌剤について</title>
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    <published>2006-04-11T16:03:04Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:57:50Z</updated>
    
    <summary> 目次 内服抗真菌剤の種類 内服用抗真菌剤を使った治療 新顔の内服抗真菌剤 爪の真菌症と、新顔の内服抗真菌剤 新顔の内服抗真菌剤服用の注意点 白癬の症状別治療法...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="004足白癬の治療" />
    
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#naifuku01">内服抗真菌剤の種類</a>
<li><a href="#naifuku02">内服用抗真菌剤を使った治療</a>
<li><a href="#naifuku03">新顔の内服抗真菌剤</a>
<li><a href="#naifuku04">爪の真菌症と、新顔の内服抗真菌剤</a>
<li><a href="#naifuku05">新顔の内服抗真菌剤服用の注意点</a>
<li><a href="#naifuku06">白癬の症状別治療法と成績</a>
<li><a href="#naifuku07">足白癬治療、２本の柱</a>
<li><a href="#naifuku08">趾間型・小水疱型足白癬の治療</a>
<li><a href="#naifuku09">新しい薬に期待できること</a>
<li><a href="#naifuku10">爪白癬の治療</a>
<li><a href="#naifuku11">角化型足白癬の治療</a>
</ul>
</div>

<center><img src="illust/naihuku.jpg" alt="内服抗真菌剤" width="540" height="430" /></center>
<h3><a name="naifuku01">内服抗真菌剤の種類</a></h3>
<p>
足白癬や爪白癬に使える内服用抗真菌剤は、つい最近まで30年間にわたってグリセオフルビンのみでした。グリセオフルビンはカビの一種が出す代謝産物から発見され、白癬菌のみに効果があります。成人では１日３〜４回、３〜４錠を飲みます。
</p>
<p>
薬は腸管から吸収され、皮膚の角層に運ばれて抗菌作用を発揮します。しかし、内服による角層中の薬剤濃度では白癬菌殺菌の力はなく、その発育を止めるのみです。菌が皮膚からいなくなるためには、爪や角層が代謝し新しく生え変わって菌のいる古い部分がなくならなければなりません。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>内服用抗真菌剤を使った治療</h3>
<p>
内服用抗真菌剤のみで治療を進める場合、一度治療を始めたら足白癬の場合でも４週間以上にわたって薬を飲み続ける必要があります。爪白癬の場合、手の爪では３ヶ月以上、足の爪では６ヶ月以上かかる場合もあります。
</p>
<img src="illust/photo28.jpg" alt="内服用抗真菌剤を使った治療" width="130" height="130" align="right" />
<p>
この方法で爪白癬を治療した場合の有効率は50％以上あるのですが、再発も多く見受けられます。
理論的には、有効な薬剤濃度が角層内にあり時間さえ十分にかければ100％完治し再発もないはずなのですが、実際にはそうはなっていません。
</p>
<p>
その理由は不明ですが、爪の周囲のどこかの部分が極端に生え変わりが遅い、ということも理由のひとつに挙げられるかもしれません。特にお年寄りは、爪の生え変わりが遅いことが知られています。
</p>
<p>
この薬は脂溶性なので、油脂分の少ないほうに偏った食生活の人は、グリセオフルビンの腸管からの吸収が悪くなりがちです。副作用としては、胃のもたれ、食欲不振、肝障害や日光に対する過敏性の皮膚炎を起こしやすいことがありますが、その頻度は低く安全な薬です
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>新顔の内服抗真菌剤</h3>
<img src="illust/kousinkin5.jpg" alt="内服抗真菌剤" width="120" height="110" align="left" />
<p>
従来からのグリセオフルビンに加えて、最近はイトラコナゾールとフルコナゾールが白癬治療に使用されるようになりました。また、テルビナフィンも市販される予定になっています。白癬治療薬の選択肢がますます広がっています。
表在性白癬のいくつかの病型に対してその効果は、新しい内服抗真菌剤はいずれも、外用薬やグリセオフルビンとひけを取らないです。
</p>
<p>
また、これらの新しい内服抗真菌剤は白癬以外の多くの表在性真菌症にも効果を発揮します。ある患者の水虫の原因が足白癬ではなくカンジダ症だった、といった場合に、新しい内服抗真菌剤での治療が効果がある可能性が出てくるのです。
</p>
<p>
足白癬の治療期間は、やはり１ヶ月以上を見る必要がありますが、再発率等のデータはまだありません。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>爪の真菌症と、新顔の内服抗真菌剤</h3>
<p>
爪の真菌症は、白癬菌以外のカビによるものがかなり多いことがわかってきました。こうした爪真菌症は、最近増える傾向にあります。爪白癬以外の爪真菌症の診断は難しいため、今までは見逃される傾向にありました。
</p>
<p>
こういったケースの爪真菌症の場合、グリセオフルビンは全く効きませんが、新しい内服抗真菌剤は効果があります。爪白癬の治療期間や再発率等に関するデータは、現在確認中です。
</p>
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</p>

<h3>新顔の内服抗真菌剤服用の注意点</h3>
<img src="illust/photo21.jpg" alt="爪の真菌症と、新顔の内服抗真菌剤" width="130" height="130" align="right" />
<p>
新しい内服抗真菌剤の副作用には胃腸の障害がありますが、それほど多くはありません。イトラコナゾールやフルコナゾールは、他の薬との相互作用で副作用が出やすくなることが報告されています。たくさんの薬を服用している患者は注意が必要です。相互作用が報告されている薬として、ターフェナジン、リファンピシン、シクロスポリン等があります。
</p>
<p>
皮膚科医は、抗真菌剤を処方する場合には患者が他にどんな病気を治療しているかをチェックし、必要なときには患者のその病気の主治医に確認したりもします。しかしこういった場合は、患者自身が服用している薬について把握しておくことが大事です。抗真菌剤はどんどん改良されて市場に出てきます。新しい薬の効果の範囲は次第に明らかになっていくことでしょう。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>白癬の症状別治療法と成績</h3>

<ul>
<li>趾間型足白癬→(外用抗真菌剤)→約４週間後、改善率75〜80％</li>
<li>小水疱型白癬→(外用抗真菌剤)→約４週間後、改善率75〜80％</li>
<li>たむし→(外用抗真菌剤)→約２週間後、改善率90％</li>
<li>いんきんたむし→(外用抗真菌剤)→約２週間後、改善率90％</li>
<li>角化型足白癬→(内服＋外用抗真菌剤)→約３ヶ月後、改善率80％</li>
<li>爪白癬→(内服＋外用抗真菌剤)→１年以上後、改善率50〜80％</li>
</ul>
<p>
完治には、その後もさらに根気よく治療を続けることが大切です。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>足白癬治療、２本の柱</h3>
<p>
足白癬の治療は、現在は原則として下記の２本の柱から成り立っています。
</p>
<ul>
<li>局所の皮膚の環境の改善(清潔、乾燥)</li>
<li>抗真菌剤</li>
</ul>
<p>
現在市販されている水虫薬は、その全てが抗真菌作用を売りにしています。それらには、皮膚の状態を改善する働きはありません。
発売されている薬剤の開発で、治療効果はどれくらあがってきているものか、足白癬の治療法とともに説明していきます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>趾間型・小水疱型足白癬の治療</h3>
<p>
趾間型足白癬、小水疱型足白癬の治療には、主に外用抗真菌剤が使われます。従来型の薬は１日２〜３回塗布しますが、新しい薬は１日１回のみのものがあります。
</p>
<p>
治療を始めてから４週間後に、症状が回復し白癬菌が消滅する患者の割合は75〜80％くらいです。従来型の薬とクロトリマゾール以降の新しい薬との間に、あまり差はありません。この数値は体幹部にできるたむしやいんきんたむしの患者の回復の割合よりも劣ります。それは足の皮膚に薬が浸透しにくいことや、皮膚の角層が厚くて菌の排出に時間がかかっていることが理由に挙げられます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>従来型の薬の効果、新しい薬の効果</h3>
<p>
前項でも述べたとおり、従来型の薬と新しい薬で治療効果があまり変わらないのは、奇異にうつるかもしれません。白癬の症状は、白癬菌由来のかぶれ反応によって起こります。
</p>
<p>
しかし、これら抗白癬剤は、白癬菌を殺すかその活動を抑えるためのもので、皮膚から白癬菌を積極的に取り除くものではありません。かぶれの原因物を皮膚から取り除いたり、皮膚がかぶれの原因物に触れないようにする働きはなく、ましてや炎症を抑える作用はごくごく小さなものなのです。こうして抗白癬剤の位置づけを考えてみると、症状の消失に時間がかかる理由が理解できます。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>新しい薬に期待できること</h3>
<img src="illust/photo25.jpg" alt="新しい薬に期待できること" width="130" height="130" align="left" />
<p>
従来の薬と新しい薬の症状の改善率に変わりがないということは、薬が菌を抑制する働きが自然治癒にかかる速度を超えていて、さらにピークに到達しているから、と考えることができます。
</p>
<p>
ただ、新しい薬は従来のものと何も変わらないのではなく、これまで以上の抗真菌活性が期待できます。従来の薬では不可能だった、より深い場所に潜伏している白癬菌にも効果を発揮できるのです。こういった部分の従来の薬との差は、もし治療を４週間で打ち切った場合の再発率とか、十分に治療した後の数年後の完治率に今後反映されるのではないかと思われます。
</p>
<p>
足白癬治療は、４週間では不十分です。皮膚科医の多くは、数ヶ月以上にわたって根気よく治療を続けるように勧めています。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>爪白癬の治療</h3>
<p>
爪白癬の治療のためには、数ヶ月以上にわたって薬を飲み続けなければなりません。また、角化型足白癬と同様に、白癬菌をばらまかないために外用抗真菌剤を併用します。ただし現在のところ、治療成績は他の足白癬に比べてもあまりよくありません。しかも治療をやめると、かなりの割合で再発します。新しい内服抗真菌剤が爪白癬にどれだけ効果があるかを期待します。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>角化型足白癬の治療</h3>
<p>
従来の外用抗真菌剤は、角化型足白癬に対して全く効果がありませんでした。新しい外用抗真菌剤が効く可能性はありますが、それを証明できる十分なデータが現時点でありません。そこでやはり、角化型足白癬の治療には現在のところ、グリセオフルビン等の内服抗真菌剤をまず服用します。薬の服用期間は３ヶ月以上が目安です。その頃には、80％以上の患者に症状の改善が見られます。
</p>
<p>
しかし、内服抗真菌剤を服用しても、表面の白癬菌は生きています。そこで、周囲に白癬菌をばらまかないために、同時に外用抗真菌剤を使うようにします。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>治療上での注意点</title>
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    <id>tag:www.picorin.net,2006:/test//1.16</id>
    
    <published>2006-04-11T14:15:25Z</published>
    <updated>2007-01-18T07:58:41Z</updated>
    
    <summary> 目次 外用剤の、規定使用回数を守る 外用剤は、病変部のまわりにも塗る 水虫薬を他の治療に使わない １週間で改善が見られない場合 かぶれが強くなる場合 治療でか...</summary>
    <author>
        <name>maeda</name>
        
    </author>
            <category term="004足白癬の治療" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mizu.picorin.net/">
        <![CDATA[<div id="e_body">
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<div id="mokuji">
<h3>目次</h3>
<ul>
<li><a href="#gaiyou01">外用剤の、規定使用回数を守る</a>
<li><a href="#gaiyou02">外用剤は、病変部のまわりにも塗る</a>
<li><a href="#gaiyou03">水虫薬を他の治療に使わない</a>
<li><a href="#gaiyou04">１週間で改善が見られない場合</a>
<li><a href="#gaiyou05">かぶれが強くなる場合</a>
<li><a href="#gaiyou06">治療でかぶれがひどくなった場合</a>
<li><a href="#gaiyou07">重層法と、密封包帯法(ODT法)</a>
<li><a href="#gaiyou08">外用抗真菌剤＋外用消炎剤</a>
<li><a href="#gaiyou09">内服剤の使い方</a>
</ul>
</div>

<h3><a name="gaiyou01">外用剤の規定使用回数を守る</a></h3>
<img src="illust/photo11.jpg" alt="外用剤の規定使用回数を守る" width="130" height="130" align="right" />
<p>
現在市販されている外用抗真菌剤には、１日１回使用するものと、１日２回以上使用するものとがあります。この点は、薬の効き目に大きく関わってくるので、必ず医師の指示を守りましょう。
</p>
<p>
１日１回使用の薬の場合は、入浴等で足を洗った後か、就寝前につけるのがいいでしょう。薬を塗った後には、特に靴下をはいて寝る必要はありません。塗りっぱなしで大丈夫です。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>外用剤は、病変部のまわりにも塗る</h3>
<p>
薬を塗る範囲は、最も重要です。病変部に白癬菌はもちろんいますが、大抵の場合、菌はその範囲を超えて広がっています。
目に見える炎症部分だけに薬を塗っていたのでは、そのまわりの白癬菌が残ってしまいます。薬を塗るときには、実際の病変部よりもかなり広い範囲に塗りましょう。足の裏全体に塗ってしまっても構いません。
薬を塗った後は、そのままにしておいて大丈夫です。
</p>
<p>
薬がべたつくことで治療を断念する患者もいます。しかし現在は軟膏や液体のもの等いろいろな剤型の薬があるので、根気よく治療を続けるためにも使いやすい薬を選ぶこともは大事です。
</p>
<center><img src="illust/tyui1.jpg" alt="外用剤は、病変部のまわりにも塗る" width="540" height="130" /></center>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="gaiyou03">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>水虫薬を他の治療に使わない</h3>
<p>
医師が処方した薬は、患者の現状に合わせてあります。足白癬治療のための薬を、同時にできてる他の皮膚病の患部にも塗ってはいけません。治療を止めた後、残っていた薬を他の皮膚病に塗ってはいけません。自分に処方された薬を他人の皮膚病に使用してはいけません。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="gaiyou04">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>１週間で改善が見られない場合</h3>
<p>
適切な薬を使えば、足白癬の不快な症状(かゆみ等)は数日で軽くなっていくのが普通です。１週間以上経っても症状が一向に軽くならず、また逆に不快な症状が強くなるようであれば、薬が合っていないと考えられます。
</p>
<p>
この場合は、異なった種類の抗真菌剤が入っている薬に切り替える必要があります。
</p>
<p style="text-align: right;">
<a href="#" name="gaiyou05">ページのトップへ ▲</a>
</p>

<h3>かぶれが強くなる場合</h3>
<p>
治療の過程で、かえってかゆみが増す場合は、使用した薬にかぶれている可能性があります。すぐに医師に相談して、より適切な薬を処方してもらいましょう。使用している薬でかぶれた場合は、薬剤に含まれている抗真菌剤(主剤)でかぶれたのか、薬剤の基剤でかぶれたのかを切り分けることが大切です。
</p>
<p>
かぶれの原因が主剤の場合、同じ系統の抗真菌剤だと同じようにかぶれる可能性があるため、違う系統の抗真菌剤で治療を続けることになります。
</p>
<p>
かぶれの原因が(軟膏等の)基剤の場合も、状況は共通です。共通する軟膏やクリーム剤に共通に含まれる界面活性剤等の配合剤が含まれていないタイプの薬剤を選ぶことになります。
</p>
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<p style="text-align: right;">
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</p>
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<h3>治療でかぶれがひどくなった場合</h3>
<p>
治療の過程でかぶれがひどくなった場合、その原因がどの成分によるものなのかを調べるのに、化粧品のかぶれの検査でおなじみのパッチテスト(調布試験)が行われます。背中や上腕等に、かぶれを起こしたと思われる薬剤を少しつけて絆創膏で覆って固定し、48時間後に炎症が起きているかを見ます。パッチテスト用の絆創膏も何種類か市販されています。
</p>
<p>
パッチテストを行う際の問題点としては、疑わしい抗真菌剤が見つかっても、それを構成する主剤と基剤がそれぞれ単独の状態では手に入りにくいことが挙げられます。製薬メーカーの協力が不可欠ですが、主剤と基剤の各成分を保管しておくことは困難です。最終的に、どの成分でかぶれたか、というところまで確定できた例はごく少数なのです。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>重層法と、密封包帯法(ODT法)</h3>
<p>
これまで述べてきた一般的な使用法は、薬を患部に直接塗るのみ、という方法です(単純塗擦法)。それ以外の使用方法を説明します。
</p>
<ul>
<li>重層法は、単純塗擦した薬の上に、薬の皮膚への浸透性を高める別の薬(尿素軟膏等)を重ねて塗ったり貼ったりする方法です。
尿素軟膏には、皮膚の角質水分量を増やす働きがあって、薬の浸透性を高めます。ただ、尿素軟膏を厚めに塗るため、上から靴下を履く等してべとつきを抑える必要があります。</li>
<li>密封包帯法(ODT法)は、抗真菌剤を厚めに塗ってその上をビニールフィルム等で覆って、周囲を絆創膏で固定する方法です。重層法よりも角質の軟化と湿潤が得られるため、角化型足白癬や爪白癬の治療にも使われます。</li>
<li>重層法と密封包帯法を組み合わせることもありますが、治療効果と手間の兼ね合いで評価が分かれるのが現状です。</li>
</ul>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>外用抗真菌剤＋外用消炎剤</h3>
<img src="illust/photo18.jpg" alt="外用抗真菌剤＋外用消炎剤" width="130" height="130" align="right" />
<p>
症状によって、外用抗真菌剤と、いろいろな外用消炎剤(炎症を抑える)を組み合わせることもあります。抗真菌剤の効果は、あくまでもカビの発育を抑圧することにあって、皮膚の症状として問題のかゆみや炎症を直接抑える力は期待できません。そこで、症状抑圧は消炎剤で対処する、という方法です。
</p>
<p>
しかし一方では、炎症そのものが病変部から菌を追い出す役目もしているため、炎症を抑えると不快な症状は一段楽するものの、逆に菌は増える、という結果になることもありえます。これは特殊な病型に対する特殊な治療なので、もしこの治療を行うならば、必ず皮膚科医の指示と指導の下に行ってください。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>

<h3>内服剤の使い方</h3>
<p>
内服薬としては、大きくわけて以下の２種類があります。
</p>
<ol>
<li>現在にわたって30年以上も使い続けられている、グリセオフルビン</li>
<li>最近市販され始めたイトラコナゾール、テルビナフィン、試験中であるフルコナゾール</li>
</ol>
<p>
(1)と(2)では、１日の服用回数や副作用の種類が異なるので、服用の際は必ず医師の指示に従ってください。特に(1)の場合は、治療を始めてから途中でやめてしまうと、それまでの治療がまったく無駄になってしまう可能性があります。(2)の新しい薬剤は、現時点でその投与方法は検討中です。
</p>
<p style="text-align: right;">
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</p>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

</feed> 

